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今こそ白骨温泉に行ってみよう

2004年07月16日

白骨温泉である。湯の色を白くするため、入浴剤を入れていたと言う。残念である。こんな事で信州が注目されるのは、なんとも歯がゆい気がする。


この温泉には、わたしも行った事がある。

去年の秋頃である。その時は、問題の野天風呂は行列ができていて、入れなかった。そして、温泉旅館の建ち並ぶ中、一番奥の温泉に入った。たしか『大石館』ではなかったろうか。窓から見える渓谷を眺めながら、ゆっくりと湯につかったものだ(この温泉は、かけ流しで入浴剤はつかっていないとの事だ)。ここの湯はなかなか良く、身体がほかほかして、肌がスベスベになった記憶がある。


それにしても、村長も一緒になって、何をやっているのだろう。
白骨温泉は、失礼を承知で言えば、温泉以外には取り立てて観光の目玉が無い。その源泉から湧き出る湯量が、減ってしまったのだと聞いている。そして、新しく引いて来た源泉の湯は、色が白くなかった。だから、入浴剤でごまかしてしまった。なんとかしなければ、というその気持ちは、理解できなくもない。しかし、バレないとでも思っていたのだろうか。


わたしが非常に残念に思うのは、湯の色の白さが薄くなったことは、ピンチではなくて、チャンスであったと考えるからだ。そこで頭をひねれば良かったのに、と非常に残念に思う。


そう、源泉が違う事を、PRの材料にしようとは考えなかったのだろうか。
一カ所の温泉街で、湯色が違う湯が出ている。それをアピールすれば、温泉をはしごして両方の湯を楽しもうとするのが観光客ではないか。単純に考えて、観光客の入浴回数は倍増である。そうはいかなくても、確実に話題となるのではないか。ほんとうに勿体ない事である。
(それとも、全体の泉質が変わってしまったのであろうか。そうであれば違う方法を考えねば)


しかし、逆に考えれば、この事件で注目を浴びた事も、チャンスに変えられる。世間の注目が集まっている今、的確な対処をすることで、マイナスをプラスに変える事が出来る。それが、この村に出来るであろうか。ここからが、正念場なのだ。間違っていた事は、素直に謝って取り返そう。サービスの本質を見直す、良い機会である。


そして、観光客の皆さんにとっても、チャンスなのである。旅館はキャンセルで空いている。事件の直後で、不正をしているところは無い。源泉の情報も開示されている。サービスも良くなっているはずである。


今こそ白骨温泉に行くべきなのである。


(→白骨温泉 - 各宿の源泉情報

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